
nablaです。化学工場で働いています。
私の新入社員時代(ちょっとブラック)の思い出を通して工場ライフをご紹介します。
ベテランの処理能力




正しくない方法でも問題を処理してくれる人はありがたい
新入社員のころ、シリンジやバイアル瓶などのガラス器具をかなりよく割りました。
よく覚えているのが、初めてシリンジを割ったときのことです。会社に入りたてで右も左もわからず、ガラス片をどこに捨てるかさえ知りませんでした。

上司の性格を鑑みると、下手に報告すれば小一時間問い詰められたうえ、一万字の反省文まで要求されそうでした。
そんな中、実験室の外を歩いていたベテランさん(定年近し)に声をかけると、「なんだシリンジが割れたくらい、小さい破片ならその辺に撒けばいい」と答え、率先して処理をしてくださったのです。
社内標準のガラスの処理方法ではもちろんなかったですが、新入社員のころの私にとってはとてもありがたかったものです。